関節PRP療法

直ぐ歩いて帰れる優しい先進医療
関節は手術せず一生涯もつ時代!

Platelet-Rich Plasma(多血小板血漿)の略で自分の血液から抽出精製した血小板に含まれる血漿成分。組織再生を促す成長因子やサイトカインを含むPRPを関節に注射するだけの簡単で歩いて帰れる最新治療。現在ほぼ全ての大学病院でPRP療法が始まっています。

関節PRP療法の適応疾患


・変形性膝関節症
・膝関節部骨壊死

・肩関節周囲炎/50肩
・変形性肩関節症

・変形性関節症(膝/股/肘/手首/足関節)
・大腿骨内顆骨壊死
・大腿骨頭壊死
・半月板損傷
・膝蓋骨脱臼障害
・膝関節棚障害
・スポーツ関節障害
・股関節唇損傷
・離断性骨軟骨炎
・月状骨壊死

関節PRPには新鮮凍結PRP、APS-PRP、凍結乾燥型PRPの3種類があります。

注射方法新鮮凍結PRPAPS-PRP凍結乾燥PRP
PRP-FD
PFC-FD
PFD-FD
提供会社 ロート製薬 Zimmer社セルソース社など
当院採用当院採用 なし当院採用
効果期間6~12ヶ月6~12ヶ月6~12ヶ月
採血量100ml55ml50ml
PRP量5ml2.5ml2.5ml
無菌検査
厚労省認可×
当方価格15万(税別)提供無し14万(税別)
別途費用
血液検査代
不要1万~1万(税別) 
当方総額15万(税別)多くの施設で
30~35万
15万(税別)

① 新鮮凍結PRPはロートセルファクトリーの製品を採用。新鮮凍結PRPは細胞が壊れないため重要なサイトカインの量が多く次世代型PRPと呼ばれます。
② PRP-FD、PFC-FD、PFD-FDは凍結乾燥PRPで基本同じものです。当院PRP-FDはワクー社の製品を採用。凍結乾燥PRPは細胞が壊れるため真のPRPでなく準PRPという位置づけのため厚労省の認可の対象外で新鮮凍結型に比しサイトカイン量は少なくなります。
③ 凍結乾燥PRPとAPS-PRPは感染症血液検査が必要です。凍結乾燥型PRPは採血日に、APS-PRPは採血前に血液検査が必要で血液検査代として1万円必要になります。新鮮凍結PRPは同検査費用はかかりません。
④ PRP価格が5万程の病院が多くありますが、必ず血液量をご確認下さい。ほとんど血液量15~20mlです。血液100mlでは25~30万になる訳です。この15~20mlPRPでは関節では4週毎に3~4回の注射が行われます。参考に当グループでは血液22mlのPRPを筋腱靭帯PRPで40000円で提供していますが、関節ではこの量では効果がかなり少ないため関節PRPには提供しておりません。関節では血液100mlの世界最高量・世界最高20倍濃縮の新鮮凍結PRPを推奨します。

参考:Jメディカルおゆみのクリニックの価格

最新の研究からPRP(Platelet-rich Plasma;多血小板血漿)には成長因子やサイトカインなど300種類以上もの生理活性物質が含まれていることが判明しています。

PRP中の生理活性物質


①血小板由来成長因子(PDGF):細胞増殖・血管新生・コラーゲン再生
②インシュリン様成長因子(IGF-1):細胞動員・細胞増殖サイクル調整
③血管内皮細胞増殖因子(VEGF):血管内皮細胞の増殖・血管再生促進
④線維芽細胞増殖因子(FGF):血管再生・創傷治癒に関わる成長因子
⑤上皮細胞増殖因子(EGF):創傷部血管再生・線維芽細胞創傷修復刺激
⑥形質転換成長因子(TGF-β):上皮細胞の増殖・血管内皮細胞の増殖・など

関節PRP療法の適応疾患


変形性膝関節症、半月板損傷、変形性足関節症、変形性肘関節症、変形性股関節症、膝蓋骨軟骨障害、50肩障害、腱板断裂、大腿骨内顆骨壊死、大腿骨頭壊死など。

PRP研究


世界的に研究が盛んに行われるようになっています。PRP療法のほかiPS細胞・体性幹細胞の再生医療研究は国を上げて進められています(PRP療法研究会PRP幹細胞研究会)。整形外科分野では関節疾患に先行して筋腱靱帯に対するPRP療法が行われその有効性が認められると共に特にスポーツ選手の早期復帰を目的としての治療が進歩しました。米大リーグの田中将大投手が肘内側側副靱帯の部分断裂に対してPRP療法をやって見事復活したことを覚えているかと思います。一方、大谷翔平投手はPRP療法が効果無く手術となりました。しかし、従来なら手術しかない病態で手術の前に一度行ってみてだめなら手術という選択肢が増えたわけです。変形性膝関節症でヒアルロン酸注射を含めた保存療法を行っても効果がなくなった場合は人工膝関節などの手術が行われていましたが、手術前にPRP療法を行う選択肢も可能となったわけです。変形性膝関節症の治療に自分の血液から抽出し副作用も殆どないPRP療法が出現したことは画期的なことです。

PRP療法の文献的概説


変形性膝関節症に対してPRP療法を行った研究ではヒアルロン酸や生理食塩水を対照群としたランダム化比較試験で軽度から中程度の変形性膝関節症に対する鎮痛効果が明らかになっています。動物実験ではPRP関節内注射は軟骨損傷を修復し、軟骨のバイオメカニクスや軟骨細胞の増殖を有意に改善することが証明されています。最新のsystematic reviewでもPRP療法はヒアルロン酸注射より優れており悪化のケースはなかったと報告されています。PRPにはfrozen PRPかfresh PRP、leukocyte-poor PRP(LP-PRP)かleucocyte-rich PRP(LR-PRP)によりタイプ分けされています。当院が採用している細胞作成研究所のPRPはfrozen PRP+leucocyte-poor PRPでCerza(AJSM 2012)やVaquerizo(Arthroscopy 2013)によって有用な結果が報告されています。David (J Orthop Traumato, 2018) はleucocyte-poor PRP注射後52Wでヒアルロン酸注射と鎮痛剤の治療より有効であることを報告し、PRP療法は注射後約1年後でも効果的であることが証明されています。Leucocyte (白血球) の存在は痛みや腫れの悪化の要因であるとの報告もありますが、悪化の要因になっていなかったとの報告もあります。Zimmer社のAPSはhigh concentration of leucocytesを含むため変形性膝関節症治療に理想的でないという意見がありますが、一方LP-PRPとLR-PRPの比較研究では有意差がなかった報告もあります。LP-PRPとLR-PRPのどちらがいいかについてはまだ議論の多いところです。しかしながら、多くの良好なPRP療法の研究結果により世界的に広く普及しています。軟骨だけでなく半月板損傷(Caring Medical)にもPRP治療は有意な効果を与えることも報告されています。米国では毎年85万件の半月板手術が行われていますが手術後の再手術率は29%にも及ぶことからPRP療法が第一選択肢になってきています。

PRP療法適応と説明


変形性膝関節症の診断は一般にX線分類でのKellgren-Laurence分類で行われます。一般にグレード I~III(軽度~中高度)までがPRP療法の適応になります。その上のグレードIV(高度)で人工関節しかないと言われてた方でも人工関節は避けたいとのことで手術前に一度試みるという選択肢も可能となります。変形は軟骨の損傷や変性に始まりそのタイプは多種多様です。ある種の軟骨損傷タイプでは最初に軟骨形成術を行い後にPRP療法をお薦めする場合もあります。軟骨形成術とは人工関節と違い自分の軟骨を温存する手術です。変形性関節症を詳細に検討することでPRP療法の結果は極めて効果が高くなりますので膝関節手術経験豊富な膝関節専門医でのPRP療法をお薦めします。PRP療法は人工関節と違い何度でも繰り返すことができます。膝関節以外の全ての関節でも同様の効果が期待できます。変形とは30~50歳代の関節のわずかな軟骨の亀裂や変性によって軟骨障害が始まり、それが10~30年かけて徐々に悪化していきます。変形は相当に進んでからでは改善も当然悪くなります。軽いうちに治療を行えば行うほど治療効果は高くなります。スポーツを継続する方は非常に強い衝撃が繰り返し加わる訳で傷ついた軟骨の修復は自らでは殆ど不可能ですので軽度なうちに早めにPRP療法を行うことが最善の方法になります。40歳以下の膝関節障害についてはヒアルロン酸注射は保険適応にならず、足関節や肘関節はステロイドしか保険適応になっていません。軟骨障害は急に進むわけでなくゆっくりと何年もかけて進んでいきますので軽度なうちから早めの治療が推奨されます。

当グループ採用の関節PRPの特徴


①当グループ(横浜整形外科・藤沢整形外科)の新鮮凍結PRPは厳格な審査により厚労省に認可された世界最高20倍濃縮で且つ安定した品質の次世代型PRP法です。
②2回または倍量PRP注射を行うことにより治療効果を倍増します。PRP療法の効果は3週間後より始まり4~6ヶ月まで継続します。
③PRP療法は自分の血液のため繰り返し行うことも問題なく可能で繰り返す場合は一般に6ヶ月~空けて行います。近年は半年毎繰り返す方が非常に多くなっています。

変形性膝関節症に対する新しいPRP治療の考え方


変形性膝関節症治療に新たにPRP療法が加わったことにより治療の選択肢が非常に豊富になりました。今まで保存的治療を行って効果の少ない方がPRP療法に切り替え奏効する場合は今までのように2~4週間毎のヒアルロン酸注射を中止し6~12ヶ月毎に1回のPRP療法に切り替えることも可能です。軟骨は血行がないため軽いうちに治すのがよく最初から積極的にPRP療法を行う方も多くなっています。

A. 今までの治療方針:保存的治療⇒ 人工関節
B. 新しい治療方針:①保存的治療⇒ PRP療法 ⇒ 保存的治療 ②保存的治療⇒ PRP療法繰り返す ③最初からPRP療法⇒ 6~12ヶ月に一度繰り返す ④保存的治療⇒ 手術的治療(軟骨形成術)⇒PRP療法 ⇒保存的治療 ⑤保存的治療⇒ 人工関節

PRP療法を行っている世界的な整形外科病院


Hospital for Special SurgeryHarvard medical schoolOrthohealing CenterMayo ClinicDarrow InstituteArthritis-healthThe Knee Clinic

初診(健康保険診療):PRP療法の適応について知りたい場合は一度健康保険でかかって下さい。
初診時PRP採血(自由診療):初診でPRP採血をご希望の場合。PRP費と別に初診料2700円(税別)かかります。この場合は下記から予約できます。

1関節(血液100ml分)15万(税別)

変形性膝関節症・変形性股関節症


変形性膝関節症:ヒアルロン酸注射に比し5~10倍の効果がみられます

変形性股関節症:著しい効果がみられます

PRP注射・中人工股関節手術
PRP注射
PRP治療前
矢印の関節裂隙は消失
痛みで歩行も困難でした
PRP治療5年後
△の関節裂隙が開大し
痛みは2/10に改善し1日歩けます

肩関節周囲炎(50肩)


従来の治療は極めて長期の治療を要します。
標準的治療で治らない場合手術が適応となりましたが、新しいPRP療法により95%以上の方はPRP療法で著明に早期に改善し手術に至る方はほぼ皆無となりました。
非常に高い効果から高度の方は標準治療をせず最初からPRP療法をお薦めします。

■PRP価格が5万程の病院が多くありますが、必ず血液量をご確認下さい。血液量は15~20mlです。血液100mlでは25~30万になる訳です。この15~20mlPRPでは関節では4週毎に3~4回の注射が行われることになります。参考に当グループでは血液22ml分のPRPを筋腱靭帯PRPで40000円で提供していますが、関節ではこの量では効果少ないため関節PRPには提供しておりません。関節では血液100ml世界最高量・20倍最高濃縮の新鮮凍結PRPを推奨します。

■新鮮凍結PRPは血液100ml分の最高量で値段も低価格を目指しています。PRP5万などの病院がありますが必ず血液量を見てください。血液20mlで5万前後が多いです。血液100mlでは25万になる訳です。大抵3~4回の注射(合計15~20万)が必要になります。

注射方法PRP製品名採血量
PRP量
価格
1関節注射
例:右膝注射
新鮮凍結PRP
厚労省認定
血液100ml
PRP5ml
15万(税別)
1関節注射
例:右膝注射
PRP-FD
厚労省認可無
血液50ml
PRP2.5ml
15万(税別)
2関節注射
例:両膝注射
新鮮凍結PRP
厚労省認定
血液200ml
PRP10ml
26(税別)
2関節注射
例:両膝注射
PRP-FD
厚労省認可無
血液100ml
PRP5ml
26万(税別)

新鮮凍結PRP (ロート製薬社製)


①新鮮凍結PRPは細胞が壊れないため成長因子などのサイトカインの量が極めて多い(文献data①
②PRPの無菌検査の証明がなさている
③厚労省認可のPRPである(ロート社細胞加工施設
④世界最高量20倍最高濃縮のPRP(血液100ml分のPRP量5ml)を低下価格で提供できる。

PRP-FD:凍結乾燥PRP (PFC-FD,PFD-FD)


有名なのがセルソース社のPRP-FDですが基本同じものです。これらは凍結乾燥(freezed dry:FD)するため細胞が破壊されるため真のPRPでなく準PRPという位置づけで厚労省の認可の対象外で新鮮凍結PRPに比しサイトカイン量は少なくなります。
当院では15万円税別(血液検査代含)で提供をしておりますが、サイトカイン量・PRP量でロート社製PRPを第1に推奨します。
採血が金土は不可のため金土しか来院できない方には凍結乾燥PRPを推奨します。
万一感染症が見つかり精製不可の場合血液検査の1万円税別を除いた全額返金します。ロート社製PRPは血液検査代不要で感染症あっても精製は可能です。

APS-PRP (ZimmerBiomet社)


新鮮凍結PRP・凍結乾燥PRPの他にAPS-PRPがあります。厚労省認可です。
サイトカインのEGF量についてロート社製PRPの1/4、PDGF-BB量は2/3と少なく (文献data②)、しかも無菌検査がなされていません。
サイトカイン量が少ないこと、関節にバイ菌が入り感染しますと難治性の関節炎になること、血液50ml分のPRP2.5mlで30万程と高価であることから、当グループでは採用しておりません。

ロート製薬社製PRPの厚労省認可番号


PB3180068・PB3180067(2018年12月14日認可)
新鮮凍結PRP法は厚労省に認可された次世代型PRP法(第3種再生医療)

2020年12月の新聞朝刊に当院が掲載
Newsweek世界の最新医療2021
当グループが掲載されました
2021.3.31発売
産経新聞朝刊一面全面に
当グループが掲載されました
2022.11.26発売

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